北海道地区麻雀段位審査会におけるルールと対局マナーに関する事項です。
ルールについて
- 配牌の取り出しは親の人が自分の山を7つ(王牌)残し取り出してください。(サイコロは使いません)
- 半荘4回戦で1回は50分で打ち切りとします。
- 東南戦(半荘)とし、イーハンしばり、場に2ハンつけます。
- 3万点持ちの3万点返しとし、順位点12ポイントを加減します。
- 喰いタン、先づけありのアリアリルールとします。(完全先づけではありません。)
- 形式テンパイ、フリテンテンパイ、空テンテンパイを認めます。
- ドラはカンして増えます。(カンドラや裏ドラ、一発役はありとします。)
- 王牌(ワンパイ)は常に14枚残しとします。
- 2人以上ロンがあった場合は 頭ハネ(上家優先)とし、三家和は流局としません。
- 親アガリ連荘とし、オーラスも同様とします。
- オーラスの供託リーチ棒はすべて供託とします。
- 喰い替えは認めません。
- フリテンはすべてツモらないとアガれません。(国士無双の特例もありません。)
- フリテンリーチを認めます。リーチ後のアガリ選択(見逃し)も認めます。
ただし、どちらの場合もフリテンですので、ツモらないとアガれません。 - 途中流局はありません。九種倒牌、四風子連打、2家以上による4カン、四人リーチ、三家和(3人アガリ)
- 積棒は1本場につき300点。
- ノーテン罰符は場に3,000点。
- リーチ後のアンカンは 牌姿が変わらなければ認めます。
ただし、国士無双のアンカンのチャンカンアガリの特例は認めません。 - リンシャンカイホウは すべてツモアガリとします。(ツモ2符をつけます。)
- 人和(レンホウ)はありません。
- ポンとチーが同時に起きた場合は、発声優先とします。
発声が同時だった場合はポン(カン)を優先します。
※明らかにポンが遅い場合はチーが優先されます。 - ツモが無くてもリーチをかけれます。
罰則について
- 誤ロン・誤ツモは自分の手牌を公開してしまった場合はチョンボとし、(手牌を公開していない場合はアガリ放棄とします)3000点オール払いとします。その際はノーゲーム扱いとし、親は続行します。(積棒は増えません)
- 次の行為をした場合は1,000点罰符とします。
・空チー、空ポン、空カンをした者 - 多牌・少牌・先ズモ・さらし間違い・他家の手牌を見た者・手牌の一部又は
全部を公開した場合は、アガリ放棄とします。 - ポン・ロンの連続発声した時はアガリを認めます。
- 誤リーチの場合は次の打牌の前ならアガリ放棄とします。(リーチ棒は戻ります)
マナーについて
- 始まりと終わりには挨拶をしましょう。
- 先ヅモは厳禁とします。
- ポン・チー・カン・ロン・ツモ・リーチは必ず対局者に
聞こえる様発声して下さい。 - 牌の背が河(ホー)についたら捨て牌とみなされますので、
アガリ牌をツモった時は手牌の横に置くようにして下さい。 - リーチを完了してから、ツモの動作に入りましょう。
- 競技中の雑談は慎みましょう。
その他について
- 30符6ハン(60符5ハン)は 切り上げでマンガンとします。
※子の7,700、親の11,600は採用しません。 - 8ハン以上はハネ満、10ハンは倍満、13ハン以上は3倍満とし、役満は4倍満とします。
数え役満とダブル役満は採用しません。 - ツモピンフを採用します。(20符2ハン)
- 七対子は25符2ハンとします。(基本点:子は1,600点、親は2,400点)
- 順位点は次の通りとします。(30,000点以上をプラスとする。)
プラス の人数 |
1位 | 2位 | 3位 | 4位 |
---|---|---|---|---|
1人 | +12P | ▲2P | ▲4P | ▲6P |
2人 | +8P | +4P | ▲4P | ▲8P |
3人 | +6P | +4P | +2P | ▲12P |
※同順位の場合は順位点を折半します。
- 「自分に厳しく他人に優しく」を心掛けましょう。
- ゲームを始める前は「よろしくお願いします」、ゲームが
終わったら「ありがとうございました」と挨拶をしましょう。 - 指輪など尖ったものは、できるだけ避けましょう。
- 牌がセットされたら、牌山を右斜め前に出し、
リンシャン牌は下段に降ろしましょう。 - 「ポン」「チー」「カン」「リーチ」「ツモ」「ロン」の発声は
他人に聞こえるように明確に行いましょう。 - 「先ヅモ」や「牌の呼称」「打牌の強打」は慎み、捨て牌は6枚切にしましょう。
- 対局中の「口三味線」や対局相手の批判など、言動には細心の注意を払いましょう。
- 手牌は伏せないようにしましょう。
- アガったときは、牌をみやすく並べてから両手で倒すようにしましょう。
- ゲームが始まる前には「3万点確認」、ゲームが終わったら「3万点に戻す」を必ず行いましょう。